レディローゼス組み立て補助ページ
このページは組立説明書内では説明し難かった補助的な事を書いてます。
基本は添付の組立説明書をよく読んで製作に取り掛かって下さい。
パーツを大まかにバラした後
お湯に漬けて置きます。
油分の取れやすさ、レジン内の溶剤の蒸発促進、
成形後の歪み修正等の効果があります。
充分換気をして行って下さい。
ただし薄いパーツ等は逆に形状が不安定になり
修正しにくくなる可能性がございますのでご注意下さい。
また鍋は溶剤が溶け出すため、食品用とは別に
専用の鍋をご用意下さいませ。

レジンキットには離型剤と呼ばれる油分が付着いております。
お湯に漬けたパーツは柔らかくなっていますが
水で冷やすと元の硬さになります。
それをまたぬるま湯で中性洗剤、クレンザーで
古い歯ブラシ等でゴシゴシ洗って下さい。
その後はよく乾かしてから加工に入って下さい。
説明書では都合上、各部ごとに工程が
複合されて書かれています。

説明書通りの順序で穴を開けながら作ると効率が悪いので
先に全て加工する事をお薦めします。

穴あけの方法は2種類
●貫通
●深さ指定

穴の径は4種類
●1φ(mm)
●1.5φ(mm)
●2φ(mm)
●3φ(mm)

小さい径でアタリを付けてから徐々に太くして行きますので
最初は全て1mmで開口します。

指定以上深く開けない様にする場合は
写真の様に印を付けてストッパーにして下さい。

穴は浅いよりも深めに開いてる方が都合が良いので
貫通しない程度に注意しながら開けて下さい。

1mm〜3mmまで0.5刻みの固定型ピンバイスの方が
刃の交換が不要なので便利です。
穴開け必要な部品を全て1mmで開けます。
この場合は中心がズレないための加工ですので
指定の深さにする必要はありません。
数ミリ程度で結構です。

最終的な径で開ける時に
上図の様にテープで印を付けて開けます。
貫通する穴は両側から少しずつ開けて
繋げる様にして下さい。
一気に開けると出口がズレやすくなります。

数ミリ進んだら反対側から。
各穴開け箇所には凹状の印が付いてますので
その中心に開けて下さい。

3〜4度目に穴を繋げて貫通します。

薄いパーツや両側から開けれないパーツは
気を付けながら開けて下さい。
一度貫通した穴は径を太くする際には
そのまま片側からの開口で問題ありません。

穴の径を間違えない様に注意して太くして下さい。
パーツには湯口やバリなど
不要な突起があります。

一見見分け難いかもしれませんが
関連するパーツと合わせながら
要、不要を見極めて下さい。

紛らわしい突起とかは極力無くしてるので
左右対称、共通パーツも参考に
作業してみて下さい。

ナイフで少しずつ削って下さい。
一気に切ろうとすると欠けたり
削り過ぎたりしますので
何回かに分けて削って下さい。

ある程度削ったら紙やすりで
慣らすと良いでしょう。

それも後で良いですけどね。
パーツをネジ留めする時は
双方のパーツをシッカリ押さえ
ゆっくり締めて下さい。

ネジ締めの最後はあまり力を入れ過ぎると
ネジ山を切ってしまうので
軽く回して少しキツく感じたら
それ以上は無理に回さないで下さい。

万が一ネジ山を切ってしまった場合は
その穴に瞬間接着剤等を流して穴をキツくし、
硬化後に再度ネジ留めをして下さい。

注意! ネジの長さ6mm、8mmの表記が分かり難い場合が
      ございますのでご注意下さいませ。
説明書では都合上片側だけの説明になっております。
同じ要領で左側のパーツも製作して下さい。
大腿部はまずこの形に仕上げます。
のちにカバーパーツを取り付けて下さい。

ネジはキチンと穴を通っているか確認しながら
ゆっくり回し進めて下さい。

穴に入ってないのに無理に回しますと
手前側のネジ山が切れてしまいますので
ご注意下さい。
脚部は特に負荷が掛かるため
ポリパーツをキツ目にします

ヒザとつま先のポリパーツ軸の
先端をライターで少し炙り
少し変形させます。
カドが丸まって少し膨らむ感じになります。
ホントに少し炙る程度で良いので
やりすぎに注意して下さい。
足も腕と同様に反対側も作ります。
頭のポリパーツはおでこ裏の穴に挿し込んだ後
全体をセットして下さい。

その後にあらかじめ開けてある1mm穴を通して
ポリパーツに貫通穴を開けて下さい。

レジンパーツとポリパーツの固定用に
1mm洋白線を挿し込みます。
ハミ出た場合は切って下さい。
コメカミのネジは3個のパーツを貫通させますので
ネジが穴にちゃんと通っているか確認しながら
ゆっくり回し入れて下さい。
首パーツは穴あけが多いので漏れなく開けて下さい。
穴径も間違わない様に注意して下さい。

こちらでもパーツストッパー用に洋白線を使用します。
無理に挿し込まずに穴を探しながらゆっくり
作業して下さい。
両側から1mmピンバイスで少しずつ繋げて下さい。

その後背中パーツを仮セットしてアタリを見ます。
背中パーツの穴位置、角度等を注意して下さい。
確認出来ましたら指定された深さ、径で穴開けします。
パーツを組み立て、最後に洋白線で留めます。
フロントフォーク部は穴が開いている方に
ポリパーツのダボが来る様にセットして下さい。

フェンダーは横にして入れた後
90°回転させてセットします。
フロントカバーは先にポリパーツを取り付けると
やりやすいと思います。

その後組み上げて下さい。
ヒューマノイド時は図の様な形状に
変形させておきます。
腰カバーはあらかじめこの位置までネジを付けておき
作業するとラクだと思います。
リアタイヤはRとLでパーツ分けされているので
ご注意下さい。

パーツの向き、順序に注意し
この状態にしておきます。
基部パーツの穴は緩いので
白のホイールパーツで黒のタイヤパーツを
しっかり固定するイメージでネジ留めして下さい。

ネジの先端が出てこない程度で止めます。


後は全体の組み立てで完成です。
お疲れ様でした。

ポリパーツはコトブキヤ製ポリユニットを必要数お買い求めください。

以上、簡単な注意点を挙げさせて頂きました。

ご不明な点等ございましたら、メールでもBLOGでも構いませんので
お気軽にお問い合わせ下さい。

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