皆が抱いているガレージキットのイメージは
「気軽に作れない」
では無いだろうか?

表面処理もそう。
パーツ合わせもそう。
塗装までしなければ見映えは良くない。

結果買ったは良いけど積んどくだけ。
いつか作るだろうとそのまま数年。
敷居が高いガレージキットを組むには相当の覚悟と思い入れが必要でした。

拘るあまり手が出し難い代物。


タウラスの目的は気軽に組めるガレージキット!

パーティングラインなんて消さなくて良いです。
気泡も埋めなくて良いです。
湯口とバリを取り除いて
穴開けだけして貰えれば形にはなります。
それ以外は後回しで結構!

まずは組んで遊んで変形させましょう!
殆どネジ留めかポリパーツ差込なので
後からバラして表面処理するなり塗装するなり改造するなり可能です。

ガシガシ遊んでから次のプランに以降しましょう。
遊んでるうちに次のビジョンが見えてきます。

塗装がしたい。
ミリタリーか?
レーサー仕様はグロスだな。
武器はこんなのが欲しい。
ライダーは男か女か?

そんなイマジネーションが広がります。
作る事、考える事は楽しい。

いつしかキレイな仕上がりに完成させるための苦行と感じてた表面処理。
面倒だけど線消さないと・・・
色塗らないと・・・


製作工程は苦しいのでは無く
作ってる事自体が楽しいってのを
忘れてた気がします。

塗装も仕上げも改造もやりたくなったら始めましょ。

アクションフィギュアとしてガシガシ遊んで
マテリアルとしてバシバシいじくって欲しいですね。

このページは組立説明書内では説明し難かった補助的な事を書いてます。
基本は添付の組立説明書をよく読んで製作に取り掛かって下さい。
パーツを大まかにバラした後
お湯に漬けて置きます。
油分の取れやすさ、レジン内の溶剤の蒸発促進、、
成形後の歪み修正等の効果があります。
充分換気をして行って下さい。
ただし薄いパーツ等は逆に形状が不安定になり
修正しにくくなる可能性がございますのでご注意下さい。
また鍋は溶剤が溶け出すため、食品用とは別に
専用の鍋をご用意下さいませ。
説明書では都合上、各部ごとに工程が
複合されて書かれています。

説明書通りの順序で穴を開けながら作ると効率が悪いので
先に全て加工する事をお薦めします。

穴あけの方法は2種類
●貫通
●深さ指定

穴の径は4種類
●1φ(mm)
●1.5φ(mm)
●2φ(mm)
●3φ(mm)

小さい径でアタリを付けてから徐々に太くして行きますので
最初は全て1mmで開口します。

指定以上深く開けない様にする場合は
写真の様に印を付けてストッパーにして下さい。

穴は浅いよりも深めに開いてる方が都合が良いので
貫通しない程度に注意しながら開けて下さい。
穴開け必要な部品を全て1mmで開けます。
この場合は中心がズレないための加工ですので
指定の深さにする必要はありません。
数ミリ程度で結構です。

最終的な径で開ける時に
上図の様にテープで印を付けて開けます。
円柱のパーツはドリルの回転と共に
パーツも反対に回転すると
中心がズレにくくなります。
ここでも規定の深さまでする必要はございません。
貫通する穴は両側から少しずつ開けて
繋げる様にして下さい。
一気に開けると出口がズレやすくなります。

数ミリ進んだら反対側から。
各穴開け箇所には凹状の印が付いてますので
その中心に開けて下さい。

3〜4度目に穴を繋げて貫通します。

薄いパーツや両側から開けれないパーツは
気を付けながら開けて下さい。
一度貫通した穴は径を太くする際には
そのまま片側からの開口で問題ありません。

穴の径を間違えない様に注意して太くして下さい。
パーツには湯口やバリなど
不要な突起があります。

一見見分け難いかもしれませんが
関連するパーツと合わせながら
要、不要を見極めて下さい。

紛らわしい突起とかは極力無くしてるので
左右対称、共通パーツも参考に
作業してみて下さい。
ナイフで少しずつ削って下さい。
一気に切ろうとすると欠けたり
削り過ぎたりしますので
何回かに分けて削って下さい。

ある程度削ったら紙やすり400番くらいで
慣らすと良いでしょう。

それも後で良いですけどね。
パーツをネジ留めする時は
双方のパーツをシッカリ押さえ
ゆっくり締めて下さい。

ネジ締めの最後はあまり力を入れ過ぎると
ネジ山を切ってしまうので
軽く回して少しキツく感じたら
それ以上は無理に回さないで下さい。

万が一ネジ山を切ってしまった場合は
その穴に瞬間接着剤等を流して穴をキツくし、
硬化後に再度ネジ留めをして下さい。
若干干渉する部分がございますので
現物合わせて加工して下さい。

写真の矢印部分は1mm程度削った方が
収まりが良いです。
ポリパーツが緩い場合は
軸に少し瞬間接着剤を着け
少し太らせて完全硬化後に
差し込んで下さい。
組立説明書項?のフロントフォークの組み立て

上のパーツを先に組み
下のパーツはネジをここまで締めておくと
作業しやすいです。
22、23のパーツのこの部分は
湯口ですので不要です。
この状態にして下さい。
フロントフォーク部はこの状態で仮止めします。

サイドアーマー、フロントフォーク、泥除けを
M1.7の6mmネジで固定します。

各部をネジ留めしてから最後にタイヤを
取り付けて下さい。
タンク部品のこの部分(面)は
気持ち斜めに削るとボディーカバーの
保持に効果あります。

後からでも加工可能なので
完成後の様子を見ながら
進めて下さい。
ネジをここまで締めておいてから
タンクに取り付けると作業しやすいです。

基本的にネジはある程度回しておくと
落下紛失も防げます。
ここの隙間が開かない様に注意しながら
内側のネジを交互に締めてゆきます。
コレはバリです。
取り除いて下の状態にして下さい。

ポリパーツはコトブキヤ製ポリユニットを必要数付属しております。
交換や余分に必要な時は説明書に書かれている品番の製品をお買い求めの上
交換して下さいます様、お願い申し上げます。
以上、簡単な注意点を挙げさせて頂きました。

ご不明な点等ございましたら、メールでもBBSでも構いませんので
お気軽にお問い合わせ下さい。

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